北海道Office With Youのナオキです。半音つきカリンバが欲しいけど、どのモデルを買ったら良いのかわからない、そんな方も多いと思います。筆者はまずSUMIYAKAの34キーカリンバを手に入れて、その後seedsの41キーカリンバを入手しましたので比較レビューをしてみたいと思います。
seedsカリンバとSUMIYAKAカリンバの比較
大きく7つのポイントに分けて比較してみたいと思います。
まずはサイズ感ですが、写真の通りです。
SUMIYAKAはサイズも厚みも一回り大きいです。対して、seedsは、このサイズ感でよく41キーを収めたなと感心します。17キーカリンバと大差のないサイズです。
重さ
seedsはAmazonでもアピールしているように、約450gと41キーとしてはかなり軽量に感じます。少なくともマイネルの17キーカリンバよりは段違いに軽いです。対して、SUMIYAKAはそのサイズ感からわかる通り、かなりずっしりとした重みがります。重さは役700gほどです。
材質
SUMIYAKAはサペリウッド、seedsはオクメ材が使用されています。オクメ材は家具などにも使用される一般的な木材で、品質のばらつきが少ないのが特徴です。対してサペリウッド比較的高級な木材であると言えます。マホガニーに良く似ています。
音質
SUMIYAKAのカリンバはびっくりするくらい響きます。弾いていて非常に心地が良いです。対してseedsは割とタイト目なサウンド。これは好みの問題なのでなんとも言えませんが、SUMIYAKAのボディが大きい分、ボディの鳴りもいいように感じます。
品質
カリンバは当たり外れの大きい楽器なので一概には言えませんが、seedsはやや音の詰まるキーがありました。何度か調整して今はとりあえず鳴ってはくれております。
同梱物
SUMIYAKAは同梱物が充実しているので、初心者でも特に他に買い足す必要はありません。チューナーが必要かなというくらいです。対してseedsは、音階シールやクロスなど、必要な人には必要なものが入っていないので、別途買い揃える必要があります。
その他
SUMIYAKAはやや塗装に難があるように感じます。ちょっとした弾みで簡単に傷がつきます。対して、seedsは薄いグロス加工のようになっているので、傷には強そうです。
チューニングはseedsは半音階も完璧に合っており、すぐに演奏が始められました。SUMIYAKAは半音階にズレがあったので、調整が必要でしたが、大した問題ではないでしょう。
結論
どちらかが優れているというのはないのですが、seedsはキー配列もよく考えられており、とっつき易い感じがしました。音質も好みですが、SUMIYAKAのふくよかな音質は弾いていて非常に気持ちがいいです。
つまり結論は一長一短、それぞれによさがあるので両方手に入れましょうということです。
後記
如何でしたか?2台のカリンバを比較してみましたが、seedsは非常によく考えて作られているなと感心しました。伊達に動画配信者で使用者が多いカリンバではないなと思ったところです。
以上ご参考になれば。
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