北海道Office With Youのナオキです。満を持してBOSE が最新のワイヤレスイヤホンとヘッドフォンが発表されました。本サイトでは今ある情報から、その性能について紐解いてみたいと思います。
発売するモデルと発売日、価格
・QuietComfort Ultra Earbuds
こちらは、2022年９月に発売された、QuietComfort EarbudsⅡの後継モデルで、フルワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン。2023年10月19日発売。価格は日本円で39,600円。
・QuietComfort Headphones
こちらは2021年10月に発売された、QuietComfort45の後継モデルで、サブプレミアムヘッドフォンという位置付けのフルワイヤレスヘッドフォン。2023年10月19日発売。価格は46,200円。
・QuietComfort Ultra Headphones
こちらは、2021年９月に発売された、Noise Cancelling Headphones700の後継モデルで、BOSE のフラッグシップフルワイヤレスヘッドフォン。2023年10月19日発売。価格は59,400円。
各モデルの性能
・QuietComfort Ultra Earbuds
旧型モデルに比べると、やや質感は向上したように思います。また、旧モデルでは対応コーデックがSBC、AACのみであったのに対し、新たにaptX Adaptiveに対応。より高音質、低遅延となりました。またBOSE が独自開発した空間オーディオ「Bose Immersive Audio」にも対応しました。ニューカラーであるムーンストーンブルーはかなりオシャレな色合いになっていますね。
個人的には、旧モデルはBluetooth接続性に難があったことから、そこが改善されているのを期待したいところです。ただし、やや新作が出るには早かったように思います。BOSE は比較的新製品のサイクルが長めの印象があったもので。
・QuietComfort Headphones
QuietComfort45の後継機種で、旧型モデルと比べて特にデザイン的な変化は見られませんでした。物理ボタンもそのままです。同じく新色のムーンストーンブルーはいい感じです。
おそらく円安の影響で、価格が46,200円と6,400円の値上がりです。そもそもQuietComfort 45は筆者も愛用していますが、非常完成度の高いヘッドフォンですので、買い替える必要性は全く感じなかったのと、発売日以降の45の在庫は値段を下げると思われるので、そちらを敢えて狙う選択肢もあるかなと思います。
・QuietComfort Ultra Headphones
700の後継モデルで、こちらも、イヤホンと同様、aptX AdaptiveとBOSE 空間オーディオに対応した模様。フラッグシップモデルで、価格は59,400円と12,650円の大幅値上げです。
デザインやカラーにも大きな変化はなく、こちらもスルーしても良いかなと思うモデルです。そもそも筆者は700シリーズは物理ボタンではなくタッチ式であるかどうかの違いしか感じていないので、45から乗り換える気は今のところありません。
後記
如何でしたか？個人的には待ちに待ったBOSE の新作ではありますが、マイナーアップデートと円安の価格転嫁をした商品にしか見えませんでした。
ただし、イヤホンについては結構興味があります。aptX Adaptive対応は朗報ですし、Bluetoothのバージョンもアップしていることから接続の安定性を期待しています。
ヘッドフォンに関しては、やはりちょっと高いなという印象を拭えません。要はUltraについては、ソニーのXM５に価格を合わせてきたことになります。そうなると益々選択の余地が広がりますね。
少し辛口でしたが、発売前のレビューでした。
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この記事の執筆者：Office With Youガジェット編集班
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