Office With Youのナオキです。私は普段テレビを見ることはまずないのですが、ファイアーステックを利用していた時期はあります。
で、最近ディスプレイを新調したので、ファイアースティックを引っ張り出して接続したところ、これがなかなか面白いんですよね。だけど私のファイアースティックは無印第二世代のため、とにかく動作がもっさり。そこでせっかくセールをしていたので4K MAXを購入してみました。
そしたら何やら色味がおかしい、、、というか色が薄い。というわけで色々設定を見直して無事綺麗な映像を映すことが出来ましたので、その手法を今回ご紹介します。
fire tv stick世代別性能の違い
筆者の今まで使用していた、ファイアースティックは無印の第2世代で2019年に発売したものです。そして今回購入したのが4K MAX第1世代で2021年に発売されました。ここで代表的なモデルのスペックを比較してみます。
モデル | CPU | メモリ | ストレージ | Bluetooth |
第1世代 | 1GHz 2コア | 1GB | 8GB | 3.0 |
第2世代 | 1.3GHz 4コア | 1GB | 8GB | 4.1 |
第3世代 | 1.7GHz 4コア | 1GB | 8GB | 4.1 |
4K第1世代 | 1.7GHz 4コア | 1,5GB | 8GB | 4.2 |
4K MAX第1世代 | 1.8GHz 4コア | 2.0GB | 8GB | 5.0 |
4K MAX第2世代(2023年10月18日発売予定) | 2.0GHz 4コア | 2.0GB | 16GB | 5.2 |
このようなスペック差となっています。ですので、筆者が買い替えた第2世代→4K Max第1世代を比較すると、CPUはもちろん、メモリも2倍と数字上でもかなりスペックアップしたことがわかります。
またBluetoothの規格も順当に上がっていますが、対応コーデックは全モデル(4K MAX第2世代は不明)SBCのみとなっておりますので、純粋の動画や音楽を楽しみたい人は有線での接続を推奨したいところです。
また、4K対応テレビやモニタを持っていて活用したい方以外で、フルHDで事足りる場合で、現在第3世代を所有している方はまだ買い替え時期ではないかもしれません。
また10月18日発売予定の4K MAX第2世代はスペックアップしているものの、価格が7,500円程度になると見られることから、4K MAX第1世代のコスパが群を抜いていると思います。
第2世代から4K MAX第1世代への買い替え
恐らく、筆者はここが最大の需要部分だと考えます。そして最も良い買い替えのタイミングであるとも考えます。とにかく動作がサクサク快適です。もう少しなんとかなるかなとも思いましたが、現状必要十分な動作であると思います。価格も現在3,480円(2023年10月5日現在)ですので、買い替えのハードルも低いかと思います。
なんだか色味がおかしい、、、その現象と対処法
久々のファイアースティックの買い替えで、ワクワクしてモニタに接続したのですが、動作は快適なのに、何か画質が良くない、、、全体的に色が薄いんですよね。もちろん出力端末の環境によって、この事象が現れる方と現れない方がいるかとは思いますが、私はJAPANNEXTというモニターに出力しています。
で、結果的に解決したのでその方法をお伝えします。
ホーム画面→設定→ディスプレイとサウンド→ディスプレイ→ダイナミックレンジの設定→HDRを無効にする。
これで、綺麗な色味で映像を映すことが出来ました。HDRとはハイダイナミックレンジの略で、肉眼で見た時に近い鮮明な画像を映し出す技術です。結果的にこれが悪さをしていて、却って画質の劣化を招いていたようですね。お困りの方はぜひこの設定を試してみてください。
後記
如何でしたか?技術は日々進歩しているようで、今回の買い替えは筆者をとても感動しました。さすがに第1世代を使用している方はもうほとんどいらっしゃらないかと思いますが、第2世代のモデルからの買い替えでもかなり幸せになれますので、今現在のセール価格を享受してみてはいかがでしょうか。
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この記事の執筆者:Office With Youガジェット編集部
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