北海道Office With Youのナオキです。コロナ禍で在宅が増えた時代、楽器の需要がすごく高まりました。その中で最も前年比りつで売り上げがの伸びた楽器をご存じですか?はい、それは実はカリンバです。YouTubeでも100万再生を超える動画が現れたり、一時は時の楽器となったわけですが、現在は下火になっていることは否めません。
本記事では下火になった原因と、その人気を回復する方法について考察したいと思います。
カリンバの人気が出た理由
単純にコロナ禍の巣篭もり需要を享受した形でしたね。アフリカの民族楽器の1つでしかなかったカリンバですが、その美しいオルゴールを彷彿とさせる音色と、楽器初心者でも比較的手の出し易い難易度で、すっかり市民権を得た形になりました。島村楽器さんが大プッシュしたのも大きかったと思います。
カリンバの人気が下火になった理由
やはり大きな原因の一つは17キーというとっつき易いキー数は、結果音楽表現力の低さに繋がり、飽きられやすい楽器であったのはいうまでもありません。色々な曲が弾けるのは、半音階を全音階に直して弾いているだけにすぎず、正直1年も演奏すれば飽きる、というのが大きな理由です。
カリンバの人気を復活させるには
これはいくつか述べさせてもらいます。
国内メーカーが頑張る
現在のカリンバの99%は中国製です。その品質にばらつきがあるのもカリンバの特性ですが、現在、カリンバのほとんどはAmazonで購入するしか術がなく、輸入代理店も中小企業です。
島村楽器ではわずかながらカリンバを扱っていますが、日本企業が商機と見て全面にプッシュしてくれれば、この環境は大きく変わると思います。
半音階つきカリンバを増やす
上述した通り、通常のカリンバは17キーの配列で、その演奏性の幅の狭さが問題であります。近年、34キーカリンバも増えてはきましたが、定番を34キーカリンバにすれば、その表現力は桁違いになりますので、是非とも実現していただきたいです。
譜面を増やす
カリンバの販売されている譜面はとても少ないです。楽器が売れなきゃ譜面も売れない、至極当たり前であります。結果、ネット上でもあまりオリジナリティのある楽曲を演奏しててるかたは少ないように思います。もちろん自分で譜面を作ればいいのですが、みんながみんなそのスキルを持っているわけではないので、できれば1冊や2冊、半音階つきんカリンバ対応の譜面集などが出ればいいなと思っています。
後記
如何でしたか?最近当ブログでは度々カリンバの記事を掲載しています。筆者としては、カリンバ人気が再燃し、楽器未経験者でもとっつき易い環境が出来上がることを常日頃願っております。
あなたのいいねをカタチに
Copyright ©️Office With You ALL Rights Reserved.