Office With You 代表のナオキです。Apple製品の中ではあまり日の目の当たらないMac miniですが、2023年2月3日に圧倒的にパワフルなスペックで新型が登場しました。
そこで、今回はそのスペックと購入するメリット、デメリットを倩と書き綴って見たいと思います。
スペック
CPU | Apple M2チップ Apple M2 Proチップ |
メモリ | 8GB、16GB、24GB、32GB |
ストレージ | 256GB、512GB、1TB、2TB、4TB、8TB |
ポート | HDMIPort、Thunderbolt×2(4)、USB-Aポート×2(4)※1、ギガビットEthernetポート、3.5mmヘッドフォンジャック |
サイズ | 高さ:3.58cm、幅:19.70cm、奥行き:19.70cm |
重量 | 1.18kg(M2)、1.28kg(M2 Pro) |
以上が基本的なシステム構成となります。私はM2プロセッサ、16GBメモリ、512GBSSDにカスタマイズして購入しました。基本的にこのシステム構成での評価とさせていただきます。
購入するメリット
低価格でハイスペックMacが手に入る
最小構成である、M2プロセッサ、8GBメモリ、256GBSSDの場合はなんと価格は84,800円となります(公式サイト)。正直この構成でも、基本的なパソコン作業なら、全くストレスなく行うことが出来ます。M2プロセッサは、基本的に高性能なので、Illustratorや動画編集、DTMなども十分にこなしてくれますが、メモリは余裕があれば16GB、 SSDは512GBにしておけば、相当長く使えるPCになるのではないかと思います。
省スペースなので置き場に困らない
もちろんMac miniという名前を謳っているのですから、サイズはまあ小さいです。デスクトップしてはという条件付きですけども。なので、家に持って帰ってデスクに置くと、意外と大きいなと私は思いました。ですが後述する縦置きスタンドを購入すれば、スペースは問題は解決します。
ノートPCに比べてポート数は多め
miniといえどもデスクトップPCなので、ポート数は割と潤沢です。ハブは特に使っておらず、HDMIポートとUSB -Type-Cを一つ使ってデュアルディスプレイにしております。あとは、SDカードリーダーを接続してもまだ余るので、余裕がありますね。
好きなディスプレイやキーボード、マウスを選択できる
これはメリットでもありデメリットでもあると思いますが、Mac miniは本体に同梱されているのは、電源ケーブルだけです。従って、一からディスプレイ等々を揃えるとなるとそれなりに費用が嵩むかとは思いますが、既に持っている、もしくは使いたいディスプレイがあるなどの場合は非常にお得であると思います。私は特に面白みもなく、4K 27インチディスプレイにMagic KeyboardとMagic mouseを接続して使用しています。
購入するデメリット
Apple純正などのディスプレイを別途用意するなら、かなり割高
Apple純正のディスプレイはものすごく高性能ですがものすごく高価です。ですが、23.8インチフルHDディスプレイなら、各メーカーからお安く出ていますし、27インチ4Kディスプレイにしても5万円は行かない程度で買えると思います。
ただ、せっかくのMac miniの性能を活かすなら、4Kディスプレイの方が無難です。一度慣れるとフルHDには戻れません。
その他、キーボードだったりマウスもAppleはお高いですので、サードパーティ製を選ぶことも検討してはいかがでしょうか。
持ち運びは基本困難
まあデスクトップPCなので当たり前ですね。人によっては、モバイルディスプレイを使って持ち運びも可能という方もいますが、そこは大人しくノートPCを買った方が幸せでしょう。
スピーカーはただのおまけ
スピーカーは相当チープでピープー音や通知程度にしか使えません。ですが、そこまで音質に拘らないのであれば、イヤホンジャックにパワードスピーカーを接続すれば安価に済むかと思います。
必要な周辺機器
モニター
モニターはもちろん絶対に必須です。既にお持ちの方はそれを使うのも手ですし、思い切って4K 27インチディスプレイを買うのも手ですね。私は以下のDELLの4Kモニターを新たに購入しました。
キーボード
キーボードはBluetoothモデルならなんでもいいとは思いますが、個人的にwin/mac両対応のは使い辛かったです。なので私はテンキーなしのMagic Keyboardを購入しました。
マウス
マウスこそ、普段使い慣れているもので十分だと思いますが、どうせなら Magic mouseをチョイスするのもいいかもしれません。機能は普通ですがスタイリッシュではありますよね。
オーディオインターフェース
Mac miniで高品質な音楽を楽しみたいなら、オーディオインターフェースを用意するのもありですね。基本機能に特化したスタインバーグUR22C、またはミキサーやエフェクト機能も搭載した、YAMAHAのAG06をチョイスするのもありだと思います。
ヘッドフォンorイヤホン
これは好みでいいのかなと思います。皆さん大抵Bluetoothイヤホンなりヘッドフォンを持っているのかなと思いますし。ただし、Mac miniはイヤホンジャックがあるので、有線を選ぶことが出来るのも大きなメリットです。
Bluetoothイヤホンであれば、個人的にお勧めなのはゼンハイザーですかね。
後記
いかがでしたでしょうか?上述した通り、Mac miniはハイスペックながら欠点の少ない、コスパに優れたPCであると思います。来年(2024年)には、M3チップを搭載したモデルが出ると言う噂もありますが、現行モデルもまたリリースされて8ヶ月程度ですので、あまり次のモデルのことは考えず、欲しい時に買うのが正解なのかなと思います。
特に私はsurface Pro9とMac miniを併用しておりますので、事務所でも出先でも快適なPCライフを送れています。
もう一点考慮するとすれば、恐らく、さほど遠い将来ではない頃にiMacもM2かM3を搭載してリリースされるかと思いますので、それを待つという手段もありますね。
以上、ご参考になれば。
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この記事の執筆者 Office With Youガジェット編集部
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