北海道Office With Youのナオキです。発売と同時に瞬く間に人気で完売し、最近また再販を始めたスリーコインズのオープンイヤーカフイヤホン。筆者も入手してみましたので早速レビューをしてみたいと思います。
価格2,200円とかなりお得なイヤホン
スリコにしては高い、かと思うかもしれませんが、2,200円でフルワイヤレスのオープンイヤーが買えるって一昔前では考えられない価格設定です。今でこそ、ヨドバシカメラでも、チーロやラスタバナナの安価なオープンイヤーを取り扱っていますが、それを加味しても、2,200円という価格は破格です。
気になる性能は?Bluetoothバージョン、対応コーデックなど
Bluetoothの対応バージョンは5.3です。最新バージョンは5.4ですが、5.3は接続の安定性に定評があり、非常に優れた通信規格です。
また対応コーデックについては、SBCだけかと思いきや、AACにもしっかり対応しておりました。AAC自体は目新しい技術ではありませんが、AppleはAACから進化させたコーデックを未だ発表していないため、iPhoneで使うに限っては、10万円のワイヤレスイヤホンと規格上は変わりません。
話は脱落しますが、Appleはエンタメ機としてiPhoneやiPadを普及させ、イヤホンジャックを消した戦犯なのですから、コーデックについても、もう少し力を入れてほしい分野ではあります。
AndroidはすでにLDACやAptX Adaptiveなどハイレゾを実現したコーデックが提供されております。それに対して、Appleは1997年に規格化されたAACを未だに使用しています。例え100万円を超えるMacBookだろうと、30万円を超えるiPad Proだろうとです。これは完全に企業としての怠慢であり、一早い次世代コーデックの開発を筆者は待ち望んでいます。
最近のスリコは、ガジェットにも力を入れているように感じるね。
ポップなカラーも多くて、女性にも人気があるのよね。
一番人気のカラーは?
カラーは3色展開で、どれもパステル調のアイボリー、ブルー、ピンクとなっています。非常にポップなカラーリングで可愛らしいのですが、どうやらアイボリーが最も人気を集めているようです。店舗をいくつか回りましたが、アイボリーが品切れしている店もありました。
アイボリーは、性別問わず使えそうで便利なカラーだね。
パステル調のブルーも可愛くて、女性が身につけても似合いそう。
デジタル表示の電池残量
これは非常に便利ですね。各メーカーのフラッグシップモデルでも、デジタル表示されたバッテリー残量を装備している製品はあまりありません。
で、この数字が本当みるみる減っていくんですね。最初は壊れているのではないかというくらい、バッテリーが減ってびっくりしました。多分イヤホン側の充電が空だったのでしょうね。今は公称通り2.5回分くらいの充電は可能そうです。
音質は及第点??
大変申し訳ないのですが、筆者は、オープンイヤーを使ったのは実がこれが初めてなので、音質の比較は出来ません。ですが、思い描いていた通りの音が再生されます。低音が弱く、中域が持ち上がっている感じです。と言いますか、低音はほとんど出ておりませんね。まあ耳のそばで、小さなスピーカーが鳴っていると思えばよろしいかと思います。本格的なリスニング用途には向きませんが、ラジオや、YouTube、その他ながら聴きなどには必要十分な音質だと思います。
逆に言いますと、オープンイヤーはそもそも音質には期待できないと思うので、あまり高級なものを買っても仕方がないかなと筆者は考えました。
装着感は?
カフイヤホンももちろん初めてだったので、付け心地についてもやや期待しておりましたが、長時間つけていると、思ったより耳が痛くなりました。つけ始めは、まるで何もつけていないような爽快感があったのですが。
それでもインイヤータイプに比べれば全然爽快で、耳の穴が痛くならないのは非常にメリットであると感じました。
このイヤホンの残念なところ
まだ、わずかにリスニングした程度ですが、残念な点が3つほどありました。
装着ポイントがシビア
これはカフイヤホンの宿命かと思いますが、耳にセットするのが非常にシビアです。慣れればどうってことはないのですが、最初はどこにリスニングポイントをおくべきか悩みました。
自動音楽ストップ機能がない
最近のフルワイヤレスイヤホンは、耳から外すと、自動で音楽が止まりますが、このイヤホンはそのような機能はありません。しかし、イヤホン左右に物理ボタンがあるので、一回タップですぐに音楽は止まるので、まあこれは仕方ないかなと思います。そもそも筆者は外での使用は考えておりません。
充電ケースの上蓋がクリアなのは、、、
これは完全に好みの問題ですが、上蓋をクリアにする必要があったのでしょうか?中のイヤホンの様子はよく見えますが、別に中の様子を見たいわけでもなく、少しチープさをここで感じてしまいました。
価格を考えれば、欠点を補って有り余る魅力があるよね。
初めてオープンイヤーを試したい人にうってつけの商品ね。
後記
如何でしたか?不満点もないわけではないのですが、この価格でこのクオリティのオープンイヤーが手に入るのはやはり有難いことです。家でインイヤー型を使っていると、来客や各種通知に気づかないことも多々あるので、今後はオープンイヤーを愛用していくことになりそうです。
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