好みはあるという前提で、本サイトで最もおすすめするカリンバはseedsの41キー

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 北海道Office With Youのナオキです。本サイトは人気サイトではありませんので、特にメーカーからカリンバが送られてくることはありません笑

 そんな曇なきまなこでカリンバを見渡した場合、初心者からプロフェッショナルにまで安心しておすすめできるのがseedsの41キーカリンバです。筆者は7台目にして巡り合いましたが、そこまで回り道をする必要もないでしょう。

 もちろん8台目のカリンバでもっと魂揺さぶられるカリンバに出会う確率もゼロではありません。DUEL、Ling Ting、ヒュートレイシーなどは使用したことがないので、もしかしたら素晴らしいカリンバが埋もれているかもしれません。

 ですが、あくまで現段階という前置きをして上で、seedsの41キーカリンバは頭3つ分くらい抜け出しています。

 さて、その素晴らしい部分と改良したら良い点を考察したいと思います。

seeds 41キーカリンバの良い点

コンパクトかつ軽量でプレイアビリティの高いデザイン

 とにかくこれには脱帽です。ほとんど17キーカリンバと違わない筐体サイズと重量を実現しています。17キーカリンバを弾いた後にこのカリンバを演奏しても全く違和感を感じさせないのは流石の一言です。

膨よかな響き

 とにかく音の響きが桁違いです。なのに割とタイトに聞こえるのは、ブリッジの影響か本体デザインの影響か。とにかくわかりませんが、このサウンドに慣れてしまうと、他のカリンバでは物足りなくなってしまいます。

完成された金属製ブリッジ

 コンパクトのブリッジで、キーの横ずれが少なく、ビビりも気にならず、耳かきを必要としないチューニング方式。特許をとっているだけあり、かなり精度は高いです。

誰もが一目でわかるアイコニックなデザイン

中央が抉られ、可愛いどんぐりをあしらったこのデザイン。高級感を感じさせるとともに、オリジナリティも感じます。とかくソリッドカリンバというのは、デザインは決まりがちで、マークで独自色を出すしかないケースが多い中、このデザインは秀逸です。

将来を見据えた拡張性

 このカリンバは上段17キー、中断17キー、下段7キーの41キー構成になっておりますが、下段は17キーに拡張可能です。結果51キーというモンスターカリンバを実現することが将来的には可能です。将来的にと言ったのは、未だseedsからは拡張用のキーが販売されていないためです。

seeds 41キーカリンバの残念な点

 実は残念な点はほとんどありませんが、無理やり列挙してみます。

おそらく、大多数が必要としない数字音階の刻印

 これは、いらないですよね。というのもみんながみんな数字音階でカリンバを弾いているわけではありません。アルファベットかカナで弾く人もいっぱいいるからです。

 筆者も基本アルファベット派なのですが、このカリンバに慣れるために数字音階をマスターしました。

 で、厄介なのがこの数字音階の刻印のせいで、別途音階シールを用意しても、非常に剥がれやすく、シールが浮いた状態になるため、キーのビビりや詰まりに繋がってしまうことです。

 結果、筆者は、音階シールを半音階のみに貼ることで対応しました。音階を刻印するコストで、音階シールを同梱する方が、みんな幸せに慣れると思います。

初心者には厳しい同梱物

 seedsは余計な同梱物は一切同梱されておりません。筆者のように7台目にして巡り合った場合、必要なものは全て揃っておりますが、初心者が購入した場合、最低でも音階シールは必要な気がします。なくてもなんとかなりますが。あとクロスも同梱されておりませんので、別途メガネ拭きなどを用意する必要があります。

やや高めの値段設定

 本当にややですが、値段設定が高めです。せめて実売10,500円程度ならライバルに差をつけることができると思うのですが。ただ、メイン機として据えた場合、12,500円程度を出す価値は十分にあります。

筐体裏面のmade in chinaの刻印

 現在流通しているカリンバの99%が中国製です。made in chinaが悪いとは言いませんが、筆者のような中年は、中国=品質が悪いというイメージを持ってる方もまだ多いと思います。それは差別ではないですし、そういう歴史を歩んできた中国が負うべき責任であるとは思います。

 ですが、最近の中国製のスマホやタブレットは本当に出来がよく、made in japanが優れているコンテンツは随分少なくなりました。

 しかし、裏面の堂々とmade in chinaと刻印されているのは、ちょっと残念です。ギターで考えてみてください。USAやジャパンのギターなら誇らしく人に言えますが、俺のギターは中国製だぞ!とはなかなか言えないものです。

 ですので、この刻印はまだやめておいた方がいいような気がします。まあ言っても、日本のマーケットなどたかが知れてるのでしょうが。

蛇足:YAMAHAあたりがカリンバを作ったら

 本当に蛇足です。現在筆者が確認している日本製カリンバはMisa監修カリンバだけです。だけど、17キーカリンバでは、これが1番出来が良いのです。

 ですので、楽器のノウハウを多く持つYAMAHAあたりが、マホガニーやメイプル素材を使って51キーカリンバなどを作ってもらえないかと常に思っています。

 おそらくYAMAHAの技術力なら、現在発売されているカリンバなど足元にも及ばない、とてつもないクオリティのカリンバを作ってくれる気がします。

 本当に蛇足でした。

後記

 如何でしたか?もしこれからカリンバを始めようと考えている方がこのブログを読んでいただけたなら、好きなデザインの17キーカリンバと、このseedsカリンバを購入すれば、最も低投資でカリンバの世界に没頭することができますよ!

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北海道Office With Youのナオキです。カリンバ奏者。ガジェット系を中心にご紹介しています。ブログ歴は3年ほど、カリンバ演奏は2年ほどです。

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