北海道Office With Youのナオキです。Windows PCといえば、ASUSやレノボなど、台湾、中華ブランドがひしめいていますが、学生や社会人が学業、ビジネスに使用するなら出来るだけいいパソコンを使いたいものです。筆者はメインマシンはMacですが、Surface Pro9も使用しています。
果たして、Surface Pro9はメインマシンに足りうる性能を持っているのでしょうか。
スペック
プロセッサ | 第12世代Core i51235U / 第12世代Core i71255U |
メモリ | 8GB / 16GB / 32GB |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
ディスプレイ | 13インチ 2880×1920(267PPI) リフレッシュレート 最大120Hz |
セキュリティ | 顔認証 |
カメラ | アウトカメラ:1080p HDおよび4K / インカメラ:1080p HD |
本体カラー | サファイア、フォレスト、プラチナ、グラファイト |
以上、簡単なスペック紹介ですが、筆者はCore i5、16GBメモリ、256GB ROMをチョイスしました。筆者は予算の許す限り、RAMとROMは大きいものを選択するようにしており、Windowsは比較的重いOSですので、最低16GB RAMが欲しかったのと、システムファイルも大きめなので、256GB ROMとしました。カラーは定番のプラチナを選びました。周辺機器のカラーリングが比較的自由に出来るかなと思ったからです。
外部モニタに出力は2系統
Surface Pro9は2台の外部モニタに対応しています。1つはType-C経由、もう1つは、ハブでHDMIポートを追加する方法です。結果本体モニタと合わせて3画面での作業が可能になります。
13インチというモニタサイズは非常に絶妙で、視認性と携帯性に優れたサイズだと思っていました。いましたというのは、MacBook Proの13インチが廃止されて、14インチが基本サイズとなったことで、13インチはやはり少し小さいなと思うようになってきたからです。
ただし、Surface Pro9はタブレットPCですので、14インチだと恐らく手に持って使用するには大きいのではないかと思います。
従って、自宅や職場でメインPCとして使用するのであれば、外部モニタはあった方が良いと思います。ただし、アスペクト比は3:2であるため、一般的な16:9のモニタでは若干滲みが出ているかなという感じがします。
2 in 1としての使い勝手
恐らく、Surfaceを購入する方の99%は、純正キーボードを購入するかと思います。純正キーボードの打感はさほど良くはありませんが、キーピッチはそれなりあるので、タイピング自体は問題ありません。
また上述した通り、タブレットモードでは、13インチという絶妙なサイズ感も相まって、非常に快適です。また、純正キーボードには、ワイヤレス充電機能を備えた、タッチペンの収納場所があるので、必要な方は、セットを購入すると、若干ですがお得です。
なお、タッチペンの書き味はかなりレベルが高く、Apple Pencilと遜色ないように筆者は感じました。
揃えたい周辺機器
▶︎純正キーボード
当然、メインマシンとして使用するのですから、キーボードは必須だと思います。なかなか純正は高価ですが、バックライトついており、まあまあ使い勝手は良好です。
▶︎マウス
筆者はマウスパッドの使い方があまり得意ではないので、マウスは必須でした。純正は2種類ありまして、筆者は安い方を購入しましたが、上位モデルのARCマウスは非常にスタイリッシュですので、そちらも検討の余地があります。
▶︎タッチペン
タッチペンは、使用する人にとっては便利です。特にタブレットモードをよく使うのであれば、揃えておくのもいいかもしれません。なお、使い勝手、書き味はかなり優秀です。
▶︎USBハブ
SurfacePro9は、ポートはType-C2つとかなり簡素です。従って、拡張するUSBハブはあった方がいいと思います。筆者は、HDMIポート付きのものを購入しました。
▶︎スピーカー
SurfacePro9のスピーカーは実はなかなかパワフルではありますが、所詮ノートPCの内蔵スピーカーです。本格的に音楽再生機として使用したいのであれば、Bluetoothスピーカーか、Type-C経由でオーディオインターフェースをかませるのも手です。なお、イヤホンジャックはついておりません。
▶︎ケース
SurfacePro9を持ち歩いて使用するのであれば、ケースも必須かと思います。筆者は以下の安価なケースを使用していますが、上品なPUレザーで割と高見えします。
結論
さて、結論です。SurfacePro9をメインマシンとして使用することが出来るか否か。それは十分可能です。CPUはCore Uシリーズで、消費電力の抑えられた比較的低パフォーマンスなCPUですので、ゴリゴリの動画編集やDTM、ゲーム等には向きません。ですが、一般的な事務作業であれば、持て余す程度のパワーがあります。
出来れば、RAMは16GBを選択したいところです。Core i7は、筆者の個人的な感想としてはややコスパが悪く感じるので、必要ないように思いました。
しかし、タブレットPCであるが故か、放熱もあまり期待出来ず、少し負荷をかけると結構熱を持つなと感じました。
ただし、トリプルディスプレイが可能なので、作業領域の確保も容易なのが嬉しいところです。
SurfacePro9は決して安いPCではありませんが、使い勝手の良いWindows PCを探しているなら、真っ先に候補に上がる一台であると言えます。
後記
如何でしたか?筆者はSurfacePro9を使い始めて1年ほど経ちますが、いまだに不便を感じる場面は少なく、モバイル端末としても優秀なため、まだまだ手放せないと言う感じです。メインPCはMacですが、DTM以外であれば、SurfacePro91台でも十分やっていけるパフォーマンスを感じています。
以上ご参考になれば。
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この記事の執筆者:北海道Office With Youガジェット編集部
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